ディカプリオが嫌い！？

レオマニアという現象をおこし日本でも「レオ様」と呼ばれているレオナルド・ディカプリオ。
まぁ～ちやほやされている彼を冷めた眼で見ていたわけでして、
もっとも彼が嫌いなわけでもなく、ハンサムで有名な俳優に嫉妬して僻んでいるだけなんですが・・・
もともと同じ土俵に立っている訳でもないのに（汗）

超有名映画「タイタニック」より超有名なシーン

実は非常に恥ずかしい話なんですが、
昔から彼を映画で見ていて、彼とは知らず結構気に入っていたみたいなんです。

２０年ほど前の話なんですが東京の会社でサラリーマンをしていた頃、
米国勤務が長かった新しい上司が、ある映画を勧めてくれて観に行った記憶があります。
その上司が僕の弟の事など知っていたとは思えないのですが、
ゆくゆくは会社を辞めて田舎に帰ってしまう僕の事を予想していたのかは？わかりませんが、
当時一人暮らしで蔵前に住んでいた事もあって誘いやすかったのでしょうか（笑）
良く色んな外国料理の店を見つけては連れて行ってくれました。

あっ！話がそれてしまいましたがその映画は、

１９９３年の米映画「ギルバート・グレイプ」です。
最初ブドウの一種か何かと思って全然興味が無かったのですが、
感想を聞かれると思い新宿まで観に行った覚えがあります。
ギルバート・グレイプは主人公の名前でした。

ギルバート・グレイプ役のジョニー・デップ は知っていましたが、
知的障害児のアーニー・グレイプ役を見事に演じていたのがディカプリオだったのですね！
確かに良くみれば彼です。

ギルバート・グレイプ予告編

1993年 アメリカ映画｢ギルバート・グレイプ｣
cast（配役）
Johnny Depp ジョニー・デップ（Gilbert Grape）
Juliette Lewis ジュリエット・ルイス（Becky）
Mary Steenburgen メアリー・スティーンバージェン （Mrs.Betty Garver）
Leonardo DiCaprio レオナルド・ディカプリオ（Arnie Grape）
Darlene Cates ダーレーン・ケイツ（Gilbert's Mother）


インタビュー編


当時彼の演技力が色々と話題になって いたのは覚えていますが、
ジョニー・デップやベッキー役のジュリエット・ルイスに夢中で・・・
あの頃のショートカットのルイスは可愛かったですね。
ジュリエット・ルイスは「ケープ・フィアー」で有名になって、
「バスケット・ダイアリーズ」でもディカプリオと競演していた。
最近のジュリエット・ルイスは苦手なタイプです（笑）

僕自身も東京でそこそこ良い会社に勤めていたのですが、
結局辞めて田舎に帰ってきました。良かったのか悪かったのかは分りません。
後悔はしていませんが・・・
でも、長男だし両親の事や弟の事を考えると、
心の中にいつかは田舎に帰らないといけないのだろうなぁ～と、
無意識に思っていたような気もします。

この映画、当時はそんなに感傷的になる事も無かったと記憶しています。
ジョニー・デップとジュリエット・ルイスの爽やかさと、
とりあえずハッピーエンドに満足したような。

最近あらためて観てみましたが、
当時を思い出し突っ込みどころ満載で一人で感動していました。
ママ役の人にまずビックリ。
不倫相手の女性の一言、あれはきつい一言だったなぁ～
全体的に、日々の些細な出来事が繊細で心の琴線に触れるような映像です。
これは、バトルシップと対極にあるような日本人好みの映画だと思う。
あの頃この映画の中で見えなかったものが、 今は見える。少し大人になったのかな？
何気無いギルバートの仕草にジョニー・デップの演技力もはやはり素晴らしいと思った。
それから家が燃えるシーンは圧巻でした。

最後に、

リオ様の演技力はやっぱり一番凄かった！

ＧＷは「バトルシップ」を観に行きたいのですが無理そうですね。ザンネン。
仕方ないので「スクール・オブ・ロック」をまたレンタルしてきてみようかな？