初めてのクロ その３

初めてのクロ釣りの続きです。

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僕は,相変わらず磯釣りではなく、
父から教えられた堤防やテトラでクロ釣りを楽しんでいました。
本当に、キロクラスが２ケタ釣れていたのです。





後に父に教えてもらいましたが、
釣行した場所は,出来て1年位たった堤防等だったということです。
新しい堤防等は、
出来て1年くらいで魚の餌となる海苔や貝が付き,
魚が居付くらしく、もっとも釣りやすいらしい。
その後は、餌取りが増えるらしい。（真偽の程は定かではありません）

     

父と釣友は,釣りから帰ると必ず飲んかたになるので,
下戸の私がみんなの送迎係りでした。

しかし、みんなの磯釣りの話は面白く、
私がまだ知らない渡船の話も出たりしました。

当時良く聞こえてきたのは、
大泊港・かいおう丸　
田尻港・昭栄丸・好丸・ケバ・一本松とか、
間泊港日出丸・千陽丸・日向瀬・ナベ・コシキ・デンキ・ウゼ

伊座敷港・立目灯台下
こんな言葉がよく飛び交っていた。
今なら理解できますが、当時は何のことやら・・

そしてついに私の渡船デビューの日がやってきました。

父の所属する釣りクラブの大会に参加させて貰えるとの事でした。
今思うに完全に騙されました。単なる場所取り要員でした。

当時の田尻港は当番瀬以外は競争だったのです。
日曜の大会なのに、土曜の夜11時頃から渡礁し場所を確保する。
25人位の大会でしたので、若手2人1組で計7ケ所位の瀬を確保させられました。
僕は、雨降る中11時ごろ黒瀬の確保要員でした。

今の田尻港は、

すべての瀬を6つに瀬割りして五隻の船で運航していますので、

出港は日の出時間です。

ご安心を。

《手前から裏の1番→瀬尻→瀬尻前→ケバさがり→ケバ》

当時は、裏瀬尻という名の瀬は無く、

今の裏瀬尻1番が単なる夜釣りの好ポイントでしかなかった。

今で言うとこの、１～５番全部使って釣り大会とかしてました。

写真は、当時本当に今の１番～５番で釣り大会をした際の写真です。






                                                   《父に大物が・・１番》

《裏瀬尻２・３番》

同じクラブ会員です。Ｏさん



《裏瀬尻４番・５番》

４番の　Ｉ　さん。５番は誰だったかな？思い出せない・・ゴメンナサイ



《１番で５０オーバー》

《父と２人で５０オーバー５枚・・裏瀬尻１番の釣果》

そんなこんなで色々な釣場を教えてもらい、
いろんな人に巡り合い現在に至っています。

これからもこの繋がりを大切に釣りを楽しみたいです。


私の釣りの師匠は父であり、もう教えてもらうこともありませんが、

　　　　今でもここ一番では負けますね。


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