2013年2月18日月曜日

大隅の海を走るや~牧水


大隅の海を走るや乗合の若きが髪のよく匂ふかな





いつも当ブログへ訪問頂きありがとうございます。
週末より2泊3日で地元を離れています。
この記事は、予約投稿を利用しています。





ブログは2008年からやっていますが、
 ちゃんと更新するようになったのは昨年くらいからです。
 それまでは、月に1~2回ペースでした。
 知り合いから、検索しても「ブログが見つからない」とよく言われました。



 そんなある日、Googleで「大隅の釣り日記」と検索してみました。
 ほぼ毎日更新するようになって数ケ月。もしかしたら・・

 いや~出てこない!出てこない!HITしない!(笑)

 20ページくらい探したけど、無かったです。
 一昨年まで月に1~2回ペースでしたから、そんなもんです。
 ガッカリというより、疲れました。(最近は少し早く見つかるようになりました。)



                                
 その時に、

 「大隅の海を走るや乗合の若きが髪のよく匂ふかな
   ブログ記事(←クリック)
 
 という言葉が目に飛び込んできました。
 「底々 釣ろう」さんのブログでした。

  
                       《大隅半島 太平洋岸》


 
 

 ブログ名が、
 「浮き釣りの原点回帰~ 時は末政・心は元禄、釣り人が遊ぶ詩小説とプチ哲学~」
  ブログにリンク(←クリック)

 なんだなんだ!訳分かんない。
 「釣りのブログ?」
 「なんで、大隅の~?」

 とにかく、URLをクリックしました。
 また、ビックリ!

  強烈なメッセージというか、批判というか、・・・
 上手く表現できませんが、でも何となく優しさも感じるのです。
  それで読者になって今では良く訪問しているブログのひとつです。


         《「底々 釣ろう」さんのブログより》
  

 
  何度もブログ訪問して分かりました。
  若山牧水が好きなんだと思います。
  毎回、記事に牧水の歌を紹介しています。
 



 大隅の海を走るや乗合の若きが髪のよく匂ふかな (南日向を巡りて) ‐『海の声』 牧水

 
   ブログ「浮き釣りの原点回帰~・・」さんの解説から  
   
   乗り合い船に乗ったよ。
   船は大隅の諸島を結ぶのさ。
   色んな乗客が乗り合わせたね。
   乗客の中で比べれば、歳(とし)の若い女性が居たよ。
   その黒髪の、良い、香りがしていたっけ。(*^▽^*) 

  「海の声」は浪漫の香り高い激しい恋愛歌です。

 
 色々調べると、牧水は宮崎県生まれで、宮崎と特に沼津にゆかりがあるみたいです。
 若山牧水は、明治十八年に宮崎県東郷町の坪谷で生まれました。
 牧水の本名は繁といいます。
 牧水は長男として、家族にとても大切に育てられました。 
 牧水には三人のお姉さんがいました。~
 
 近くでは、霧島の林田温泉と都井岬に牧水の歌碑があるらしい。
 訪問する予定を立てています。
 もちろん、宮崎県内には多数あるみたいです。
  
 
 
 
 


 牧水の歌を一部紹介します。
 
 ~~
 檳榔樹の古樹を想へその葉蔭海見て石に似る男をも(日向の青島より人へ)
 山上や目路のかぎりのをちこちの河光るなり落日の国(日向大隅の界にて)
 椰子の実を拾ひつ秋の海黒きなぎさに立ちて日にかざし見る(以下三首都井岬にて)
 あはれあれかすかに声す拾ひつる椰子のうつろの流れ実吹けば
 日向の国都井の岬の青潮に入りゆく端に独り海聴く
 黄昏の河を渡るや乗合の牛等鳴き出ぬ黄の山の雲
 酔ひ痴れて酒袋如すわが五体砂に落ち散り青海を見る
 労れはてて眼には血も無き旅びとの今し汝見るやよ暮るる海
 松はてて上れる国は満天の星くづのなかに山匂ひ立つ(日向の油津にて)
 山聳ゆ海よこたはるその間のなぎさに寝ねて遠き雲見る
 遊君の紅き袖ふり手をかざしをとこ待つらむ港早や来よ
 大うねり風にさからひ青うゆくそのいただきの白玉の波
 大隅の海を走るや乗合の若きが髪のよく匂ふかな
 船酔のうら若き母の胸に倚り海をよろこぷやよみどり児よ
 山も見ぬ青わだつみの帆の蔭に水夫は遊女の品さだめかな
 落日や白く光りて飛魚は征天降るごとし秋風の海
 船の上に飼へる一つの鈴虫の鳴きしきるかな月青き海
 港口黒山そびゆわが船のちひさなるかな沖さして行く
 帆柱ぞ寂然としてそらをさす風死せし白昼の海の青さよ
 かたかたとかたき音して秋更けし沖の青なみ帆のしたにうつ
 風ひたと落ちて真鉄の青空ゆ星ふりそめぬつかれし海に
 山かげの闇に吸はれてわが船はみなとに入りぬ汽笛長う鳴く
 南国の夏の樹木の青浪の山はてもなし一峠越ゆ
 ~~
 

 
 詳細は、下記リンク先から

 若山牧水 Official Web Site(←クリック)

  沼津市若山牧水記念館(←クリック)
 
 若山牧水 Wikipedia(←クリック)







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4 件のコメント:

  1. 昨日、鹿屋を出発し、桜島観光してから鹿児島に。
    鹿屋の紹介だけでも数日かかりそうな雰囲気です。

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    返信
    1. お早うございます。

      返信が遅くなりました。申し訳ありません。
      昨夜遅くに旅行より帰ってきてそのまま爆睡でした。

      鹿屋のどんなところへ行かれたのか非常に楽しみです。
      ぜひブログで紹介してくださいね。

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  2. おはようございます♪♪

    大隅の海を走るや~牧水、・・・・・・。
    惹かれました。

    昨日は、嬉しいコメント&応援ポチに、心より、恐縮、深謝、深謝、深謝です。
    応援ポチ♪♪

    返信削除
    返信
    1. お早うございます。

      訪問ありがとうございます。
      細々でも結構ですのでこれからも末永くお付き合いよろしくお願いします。

      削除